アジコギ通信−vol.13− 2007年1月
新春アジ模擬競技会
1月7日犬学校で行われた模擬競技会に参加してきました。るりは2度、みゆきは3度にエントリーです。
暖冬の今冬はホントに暖かいです。…が、今年は突然雪が降ります。前触れ無く。 暖かい日が続くなぁと思っていたら一夜で真っ白になるので身体が寒さに対応できません(笑) この日も天気予報では「荒れる」と言われていましたが、前日はとてもよいお天気。 しかし前夜のしかも遅くなってから雪が降り始め、朝には10センチほど積もってしまいました。
確認のため電話で聞いてみると グランドにはほとんど雪が無いそうで、実際行ってみると朝にはグランドにも周りの田んぼにも多少雪がありましたが あっとゆう間に溶けてしまいました。
ただ、ドロドロのグランドは午後まで乾かず、るりはこの「泥んこ」がお気に召さなかったようです。 久々にたくさんの犬がいて、競技会の雰囲気があって、しかも普段なら絶対歩かないドロドログランド…。 るりは全く集中力を欠いていて、普段の半分の力も出せなかったのではないかと思います。



結果は…、
みゆき AG3 ノーミス完走
     JP3 トンネル拒絶でミス1

るり  AG2 スラに入り損ねかけたけどなんとかノーミス完走
     JP2 スラ途中で立ち止まり、やり直して一応完走

今年のみゆきの目標は「味のあるアジ」をすること。 スピードや競技会での順位よりも、みゆきらしい走りを追及したいなと思っています。
今まで、無理な形でのフロントスイッチをしようとしていたり、とにかく「速く」ばかり 考えて犬を引っ張り過ぎたりってことがあったなぁと昨年の暮れに思いまして…。 無駄なフロントスイッチは反って犬のラインを乱します。そして、みゆきはバーを落とすことに 躊躇が無いというか、そうゆう慎重さは持ち合わせていないので、 人が先行しすぎて犬を焦らせてしまうとじゃんじゃんバーを落とします。 ハンドラーが必要なところでちゃんとダッシュができれば、最初から最後まで 必死で走って無くても犬を綺麗に走らせてやることはできると思うのです。 なので、今年は人が必死に走ることよりも犬のラインをいかに作っていくか、 に重点を置いて練習したいと思います。 もちろん、私が走らなくていいとゆうことでは無いんです。 ここぞって所でちゃんとダッシュできるよう私も体力つけないといけません(笑)



そして、るりの目標ですが…。
前回のアジコギ通信で悩んでいた「強制」と「褒め」について、 これっ!といった答えはまだ全然出てないのですが、こんな風にやってみようかな? とゆう方向性は自分の中で決まってきました。
今年のるりは「服従心」に重点を置いてみようかと思っています。 るりの場合、服従訓練=アジチャンの条件であるCDU資格を取ることだったので、 アジデビュー前に早々にCDUを受験してからまともに服従をやっていませんでした。 それが今の彼女の精神面の弱さに出ているのじゃないかなと思ったのです。
みゆきの場合、今でこそアジ一本ですが、BHを取るまでは服従も かなりやりました。それに、時々先生にハンドラーが代わってきたので その都度、服従心とゆう面での復習ができていたように思います。 先生とのアジはみゆきにとっては服従訓練ですから(笑)
るりは今月18日には4歳になってしまいます。4歳で今更服従して なんとかなるのか?とゆう不安もあります。 それに、るり自身の意思とは反した、ある意味強制を伴う服従訓練をすることで 今以上にるりの意欲が落ちてしまうのでは…?とゆう不安もあります。 でも、今、多少の後退は覚悟してでも服従をちゃんとやった方が、 反ってアジにもメリハリが付くのでは無いでしょうか?と先生にも言われましたし 私自身もそう思いました。 るりのアジは「楽しい」ばかりです。つまり「楽しくないこと」=「思い通りに走れない、 失敗が続く」だとるりは意欲を無くしてしまうのです。 そうではなくて、「服従心を持って走ること」=「楽しいこと」になって欲しいなと…。 失敗しても頑張れる強さを持たせてやりたいと思うのです。 それは、いずれ日常生活にもいい影響を与えてくれるはずです。日々の生活の中で 私が悩んでいる「るりの問題点」の解決にもつながると思います。



よくよく考えてみたら、私はただの一般人なんですよ(爆) 私はプロの訓練士さんでは無いし、るりは私の愛犬なんです。 私はるりを「短期間に」「できる犬」に仕上げる義務は無いとゆうことに今更ながら気がついたら なんだか気持ちがぐっと楽になりました。肩の力を抜いて、 ふくちゃんやみゆきの時もそうだったように、いろいろ自分なりに試してみて、 そうしながら人も犬も成長できればそれでいいんじゃないかと。 それでダメだったなら、何もしない家庭犬に戻ればいいだけなんじゃないかと。
みゆきが初めて産んでくれた子で、私が「この子を家に残そう」と 決めたるりと今年はとことん付き合っていこうと思ってます。

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