アジコギ通信−vol.15− 2007年10月
山口クラブ競技会のこと
9月30日に山口で開催されたクラブ競技会に参加しました。
その時の気持ちを日記にしていたのでアジコギにも残しておこうと思います。


10月の初っ端の日記で、すがすがしい秋晴れですがくら〜い話題です(汗)

どう文章に表せば…と思っていますが気持ちの整理も兼ねて書いておこうと思います。

昨日はお隣山口県でのクラブ競技会に参加してきました。
クラブだけど今回は3度があったのでみゆき&るりで3度にエントリーしました。
るりは3度デビューです。

ざっと結果だけ言うと、るりAG失格、JPバー1本落として5席。みゆきダブル失格でした。

るりは、JPの方は彼女なりに頑張って付いてきてくれました。
スピードこそいまいちだったけど、今のるりの実力どおりの走りだったと思います。
AGは、4番目のトンネルを逆入りして失格。でも最後まで走らせてもらえたので気を取り直して最後まで走りました。
逆トンネル結構練習でも頑張って、克服したと思っていたんだけどな…。
まだまだ未熟ですね。ビデオ撮ってないから自分の記憶でしかわからないけど、私が前に出すぎてた気がします。
1歩気持ちを我慢して呼んでればちゃんと入れたかなぁ…。
後から、お友達に「DWを楽しそうに走ってたね」って言って貰えた。るりは「登り物」の下り(笑)が苦手で
だーっと駆け下りることができなかったんだけどそこを今頑張って練習していて、その成果が 走りに出てたのかなぁと思うと嬉しかったです。

そして、ダブル失格だったみゆきさん…。
AGのコースは激ムズで、「ありえな〜い」と叫びたくなる箇所満載のコースでした。 それでも、検分ではラインを考えられたし、るりはともかく、 みゆきなら走れるかなぁと思っていました。
だけど、2本目のバーを落とした時点で私の中で何かが切れてしまいました。
3度のバーが高い設定であることは承知していましたし、 みゆきはバーをがんがん落としても本犬全く気にすることなく走る子なので、 「バーが落ちること」はまあ諦めの気持ちもあります。
しかし、昨日のみゆきはバーを落としたのではなく、跳べなかったのです。
バーが落ちようがコースが難しかろうがみゆきのやる気はいつも通りです。
勝手に自分が走ることもせず、一生懸命私の指示を待ってくれていました。
しかし、彼女の限界を感じてしまい、私は全く走りに集中できず、 みゆきと「一緒に走る」ことができませんでした。
そのショックはその後のJPでも引きずり、JPも2つ目で失格…。
こちらも一応最後まで走らせてもらえましたが、走り終わった後 会場の隅っこで涙が止まらなくなってしまいました。

実は少し前からみゆきの「老化」の兆候はあって、 病院の先生からも「アジは止めた方が…」と言われたりもし、 ここのところずっと「みゆきと私のアジ」の終わり方を考えていました。
8歳の誕生日には10歳までは現役で…と目標を立てたのですが、 8歳になった途端急にガタッと落ちたように思います。

周りの人の中にはそんなんで競技会に出る必要はない。引退した方がいい、と言う人もいます。
でも、私はいきなり引退する決心をつけられないでいます。
みゆきは今でもアジを楽しんでいると思いますし、
できれば、8年間みゆきと私が積み重ねてきた時間の総決算をして 引退を迎えたいのです。

まあ、そんなことをいろいろ考えながらの昨日の競技会でした。
あと何回走れるかわからないんだから、その1回1回を大切に 悔いの無い走りをしたいと思いながら臨んだ競技会だったのに あまりにも不甲斐ない結果に情けなく、そしてみゆきに申し訳なくて、 競技終了後涙が止まらなかったのですが、競技会で泣いたのは6、7年ぶりでした。
前に泣いたのはふくちゃんがスモールに出ようとして出走直前に 体高で失格になったときだったなぁ…。

昨日も今日も気持ちを引きずったまま、時折涙があふれてきます。
しばらく立ち直れそうにないです。 このままだと、水分が足らなくなって私が枯れてしまいそうです(汗)

でも、昨日はぽろぽろ泣いてる私を見て仲間達がいっぱい励ましてくれました。
優しいみんなの言葉にとっても心が暖かくなりました。
声を掛けてくれたみんな、暖かく側で見守ってくれてたみんな ほんとうにありがとう。
そして、泣いてる私を下から覗き込んで気遣ってくれた ぷりんちゃんとみゆきの心配そうな顔にとっても癒されました。
ぷりんちゃんとみゆきもホントにありがとうね。

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