アジコギ通信−vol.3− 2004年11月
JKC北九州クラブアジリティ競技会報告
10月31日北九州で行われたアジ競技会にみゆきとるりと共に参加した。
結果は次のとおり。

<みゆき>
JP2 ノーミス完走で3席
AG2 拒絶1 減点(バー落下)1で4席

vol.2でも書いたが、みゆきは半年以上空いての久々の大会参加だ。 8月から練習を再開し、徐々に筋力を戻し、アジの感覚を戻してきた。 あまり難易度の高い練習もしていなかったこともあり今回は正直あまり好成績は期待していなかった。 大会の勘を取り戻せればいいなと思っていたので、まあ順当な成績かなと思う。
AG2では、ドックウォークから直線のバーを1つ飛んで左に旋回し少し角度をずらしてあるバーを飛んで トンネルを逆から入れるところで拒絶を取られてしまった。 ドックウォークからまっすぐ行かせるところで私がトンネルの入りを気にしすぎて 少し左に流れたため、みゆきがバーを飛ばないでついてきてしまった。 はっきりいってみゆきに非は無い(~_~;)私が丁寧に誘導していればクリアできたはずだ。

JPでもかろうじてノーミスではあったが、危うく他の障害に行きかけて 呼び戻す場面が数回あった。幸い拒絶を取られるほどでは無かったが。 呼びがよく効いたのでカバーできたようなもので、パーフェクトランでは無かった。 でも、みゆきが私にとてもよく注目してくれて、生き生きと走ってくれたので 私もとても気持ちよく走れた。みゆきはアジが好きなんだなと改めて思った。

今秋の課題にしていたスタートの「待て」だが、少しじりじりした雰囲気ではあったが なんとか思ったところまで待たせることができた。「待て」については、現在進行形 でまだ改良中。
次回は12月の徳島での大会に参加予定だ。今度は3度初挑戦。 3度ってどんなコースなんだろう?楽しみでもあり、胃が痛くなるようでもあり・・・。 残り1ヶ月、3度完走を目標に頑張ろうと思う。


手前バーからスラロームへ行くコースでトンネルに向かう           ドックウォーク後 私が左に流れたため正面のバーを飛べなかった


<るり>
JP1 失格
AG1 スラロームをやり直して10位

るりは正真正銘アジ初参加。練習と本番でるりがどのくらい違うのか試す意味合いもあった大会だ。 彼女は会場に着いて車を降りた瞬間からすでにいっぱいいっぱいだった。(笑) 会場はすでにたくさんの犬&人で溢れ返っており、ぴりぴりとした緊張感が漂っている。 その雰囲気にのまれ、通りがかりの犬達に「わん、わん」と吠えるるり・・・。 「こりゃあ今日はだめだな・・・」と試合前にすでにあきらめモードになってしまった。

まずはJPから。会場入りしたときのテンションではとてもアジなどできそうになかったが スタート地点ではなぜかとっても落ち着いていた。よくわからないやつである(笑) スラーロムで入りは綺麗に決まった。しかし出口でフロントスイッチをしようとしたところで 抜けてしまった。練習中でもけっこうフロントが使えたので、本番でもいけると思っていたのだが 私が出口真正面で呼び込まないといけないのに、焦って次の障害に近い左寄りで呼んでしまった。 失敗の原因はこれだ。会場から「あーっっ!」というため息が・・・。そして、私の集中も そこで一旦切れてしまいるりはあっという間に自信喪失してしまった(T_T)

その後違う障害に行ってしまいJPは残念ながら失格となってしまった。 でも私的にはJPの失格よりも次のAGでのスラロームの方が気がかりだった。 るりは一度自信を無くすと、なかなか立ち直れないからだ。 そして案の定AGでもスラロームの最後の1本を抜かしてしまった。すぐにやり直したが 今度は中頃で止まって伏せてしまった(T_T)(T_T) スラローム中に伏せるのもるりの悪い癖で、練習では出なくなっていたのに・・・。 途中抜ける犬はよくいるが伏せてしまう犬なんてるり以外にいるのだろうか???

そんなわけでるりに関しては、彼女の弱点をさらけ出してしまった大会となった。 とはいえ練習でいくら上手くできても本番でできないと意味が無いわけで 本番は回数を重ねて慣れていくしかない。 特にるりの様にちょっと「気の弱い」タイプは慣れるまでは苦労するだろうと思う。 次回までにできるだけスラロームでの自信を回復させて、またチャレンジしたい。 次は今回よりはもう少し上手くいくといいなと思う。

そして、るりが本番中たとえ失敗しても自信喪失しないで走りきれるよう 私が動揺しない走りをしなければ!!!(これが一番大変だ)


るりさん、私じゃなくてスラロームを見て!                   スラローム以外は 気持ちよく快走できました!

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