アジコギ通信−vol.5− 2005年3月
大阪南フィールシュパースクラブアジリティ競技会報告
3月12日滋賀県ドラゴンハットで行われたアジ競技会にみゆきとるりと共に参加した。
これほど「さんざんな結果」に終わった大会は久々だったので、今回はボヤキばかりのレポとなりそうな予感。
いつも楽しみに読んで下さっている皆様ごめんなさい。
まずはひとこと言い訳を…。AG1度とJP2度が重なったら私の頭のハードディスクでは容量不足でコース覚えられません。(自爆)
今回、ドラハの魔物にやられたのは私自身だった。

<るり>
JP1 ノーミス完走で5席
AG1 失格

朝一番はまずるりのJP1から。ここのところ練習中スラの途中で「立止(笑)」をしてしまう悪い癖が再発していた。 なので、コース練習はほとんどせず、ひたすら補助付きのスラを駆け抜ける練習ばかりしていた。 今回のるりの課題は、スラ中に止まらないこと!これだけだった。今日一発目にスラを失敗したら次のAGでも 絶対失敗するし、続く来週の福岡でも絶望的なので、私の頭はスラのことばかりだった。

朝一番のるりのテンションはというと、かなりのハイ。ドラハは天井付きの会場で、独特の薄暗さとものすごい 音の反響がある。犬の声やらアナウンスの声がわんわん響いている。それゆえにドラハには「魔物」が 棲んでいるのだが、るりはびびるだろうなぁ…。と思っていたのだが、逆にすごく盛り上がっている。 ひも付きボールで遊んでやると、狂ったようにボールをくわえて振り回している。 これは大丈夫なのか、ハイすぎるのか…。判断つきかねるまま出番。

スタートしてみるとすごくいい感じだった。よく指示を聞いてコースをクリア。心配していたスラも 問題なく駆け抜けた。ノーミスクリアで5席獲得!!これはいいぞっ。と思ったのだが、 それは束の間の夢だった。

続いて、るりのAG1の番。AG1のコース設営が行われている隣のコートではなんと、JP2のコースが作られている ではないか!JPのコートを気にしつつAG1のコース検分を済ませる。するとすぐJP2のコース検分が始まってしまった。 AGコートではラージクラスの検分を行っていて競技は始まっていない。慌ててJP2のコース検分をする。

がしかし、AG1が1本目バーで2本目がトンネル。JP2は2本バーを跳んで同じようにトンネルに入るコース。 しかもそこまではJP1と同じ配置だ。こんなの覚えられないよ〜!!と嘆いているうちにJP2もコース検分終了。 るりは22番目出走で、みゆきは30番目だから、おそらくるりの方が先だと予測し、JP2はとりあえずおいておいて AG1に集中することにした。

AG1でもるりのテンションは大丈夫。スタート地点で待機しながらコースを復習する。かなーり不安。さらに スラも引き続き止まらないか心配だし(+_+) JP2もほぼ同時に始まり、次々と進行しているのでそっちも気になる。そんな感じでAGに集中しきれないままスタートしてしまった。 JP1の時と違い、るりとの息が合わない。心配したスラはちゃんとこなせたので良かったが、あとは最後まで息が合わなかった。 タイヤの横を抜け、次のバーを跳んでしまい失格。終了…(泣)

<みゆき>
JP2 失格
AG2 失格

るりのAGの結果に落ち込む間もなくみゆきを連れ出す。トイレだけを済ませスタート地点に行くともうすぐこそまで出番が迫っていた。 最近、スタートは割と待てるようになっている。コース内に入る前にリードを外し、抱いたままスタート地点に立つ。 そこにポンとみゆきを置いて「待て」をかけ離れる。このパターンがだいぶん定着してきた。

バー2本を通り過ぎ、トンネルのところまで離れ、みゆきをスタートさせた。みゆきは勢いよくバーを跳び トンネルを通過。その後目の前のタイヤを跳ばせ、私自身が「あぁー!!!」と気づいた。これはるりの時の JP1のコースじゃんか。JP2はその隣のバーを跳ばせないといけないんじゃん(号泣)

むなしくピーと笛が鳴り失格…。ここまで完璧にコースを間違えたのは私のアジ人生でも初めてな気がする。 やはり、検分は大事だ。

JP2での失格から立ち直れないまま今度はAG2が始まった。コース検分後、審査員さんから説明があった。 競技の進行を早くしたい、とのことで失格になったら即退場してくださいとのこと。それはまあしょうがないと思う。 しかし、付け加えてスタートの笛が鳴ってから10秒以内にスタートしない場合も失格だと言う。 「それはかんべんしてよー」と正直思った。10秒とリミットを切られるだけで焦ってしまうじゃんか。

案の定、スタートは中途半端な待たせ方になってしまった。待てないわけではなかったが、一呼吸おかないままスタートし みゆきとの息も合わない(泣泣)みゆきが、勝手にコースを走ってる感じ。

検分の時にはまさかひっかかるとは思っていなかったドッグウォークのトラップにひっかかりドボンとなってしまった。 笛が鳴った後は、競技前の説明どおり即退場。 みゆきはJPもAGもまともにコースが走れなかった。そのことを自分でも不満に感じているのか、 家に帰った後もみゆきは元気が無かった。単なる遠征疲れかもしれないけどね。

とにかく、今回は私が1つ1つの競技にちゃんと集中できなかったことが最大の敗因だと思う。 同じような条件でもきっちり走ってくるペアもいるわけで、まだまだ修行が足りないってことだ。 やっぱりドラハの魔物は怖いねぇ。私のドラハに対する苦手意識は当分続きそうだ。
ま、強いて成果を上げるとすれば、マリンとコータ兄弟に半年振りに会えた事と、 るりのスラが上手く行った事かな。
21日も福岡で頑張ってきまーす。

今回は、競技のビデオを見る気にもなれないので、競技中の画像はなし。仲むつまじい(爆) 親子の様子でもご覧ください。

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