アジコギ通信−vol.6− 2005年6月
京都ロッキークラブアジリティ競技会報告
6月4日土曜日クラブ競技会に参加した。会場は3月に玉砕したばかりのドラゴンハット。 自分の中の苦手意識を少しでも克服できればいいなと思って参加した大会だったが、今回は本当に 実りの多い大会となった。行ってよかった!!
今回は嬉しいことがたくさんあった。みゆきの子供で1歳になったばかりのマリン家に金曜からお邪魔 させてもらい、日曜までお世話になった。マリン、みゆきより可愛かった(爆)。太めだった 身体も少しすっきりし、相変わらずのいい性格で私たちを迎えてくれた。そしてもう1頭同じく 1歳になったばかりのあるとも再会。あるさん、お父さんとビギナーズにエントリー。デビュー戦を 3位入賞という好成績で飾ってくれた。おめでとう!!身体はまだお子ちゃまっぽさもあるけど すごく速くて、将来がとっても楽しみだ。
そして当日は普段会うことが出来ないネットで知り合ったお友達とも会うことができた。 これが今回の遠征の1番の目的とゆう噂も…(~_~;) 遠方からの遠征で大変だったことと思うが、気を使っていただきお土産までいただいてしまった。実際会ってみると 想像していたとおりのいい方でとても楽しくお話できた。ご夫婦でしっかりダブル入賞し、CHポイントもゲット。 すごいっ!!ぜひまた会いたいな。

それからみゆきのJPとAGの合間に某有名な先生に声をかけていただいた。その先生に「君の ハンドリングはいいと思う」と言っていただけた。たとえお世辞でも嬉しかった(>_<)。 その後こうすればもっと良くなるという厳しいアドバイスもいただき、更なるステップアップに向け 目標もできた。
さてさて、競技の方はというと…
<るり>
JP1 拒絶1
AG1 ノーミス完走

今回はJPからのスタート。ビデオを撮ってないのでちゃんとは覚えてないのだが、障害数が 15くらいしかなく素直なスピードコース。スラ前のバーでフロントを失敗しオーバーランさせてしまい 拒絶を取られてしまった。それ以外は気持ちよく走れて一応完走。おとなしくバックスイッチしてれば ノーミスで走れたかも…と思うと残念だ。

そしてAGの番。こちらもスピードコースで素直な設定。次々と完走していく犬を見てると 意味もなくプレッシャーを感じてしまった。しかし、落ち着いてるりをよく見てハンドリングを 心がけた結果、無事ノーミス完走できた。トンネルを出たところで走りが少しおかしくなったので トンネル内で足を痛めたか?と心配したがその後もゴールまでちゃんと走ってくれたし 家に帰ってからも全然平気そうなのでどうやら大丈夫だったらしい。 PR率も高くるりのスピードでは入賞は無理だったが、本犬楽しく走っていたのでよし。 タッチ障害も前回に比べると下りがだいぶん速くなってきた。
そして、今回でなんと2度に昇格してしまったのだが、複雑なコースはまだ走れないと思う。 夏は地道に腰を据えて練習を頑張りたい。


<みゆき>
JP3 拒絶1
AG3 拒絶1 減点いっぱい(爆) でも5席入賞

午後に入ってみゆきの出番がやってきた。こちらもJPから。検分で悩んだのはスラの入れ方と スラを出た後のバーの跳ばせ方。入り口はバックスイッチで手前にひきつけてからスラに押し込む 方法を選んだ。しかしひきつけが足りず1本目入ったが2本目を飛ばしてしまった。2回くらい やり直してなんとか次へ、スラの出口はフロントでコンパクトにみゆきを回し成功。 スラ入り口は他にも失敗する犬がたくさんいたので難しい設定ではあったと思う。 しかし、もっとしっかりひきつけるかもしくはフロントでまわして入れればちゃんと 入れたかなぁと走り終わってから思った。これを走る前にわかるようになれれば一番なんだけどね。 でも、みゆきも私もだいぶん3度の設定に慣れてきたかな。

気持ちを切り替えて今度はAGの検分だ。このコースがまた「面白いけどかなり難しいコース」だ。 1本目バーで2つ目にAランプとそれをまたぐようにトンネルが配置されている。トンネルを左から入れ 出てきてそのままAランプを登らせなくてはいけない。その後もどこでスイッチするか悩む個所が 続出。しかも、今回もバーが高かった。しかしコースをどう攻略するかで頭がいっぱいで バーが高いことにゴールするまで気づかなかった(ハンドラー失格やね(自滅))。

とにかく2つ目の障害からいきなり山場だ。みゆきの場合トンネルから出てそのまま助走なしでは Aランプに登れないと思い、トンネルを出た後少し1番目のバーの方に戻してから登らせることにした。 さあ、これがどうでるか…。

みゆきは5番目の出走で、はじめ3頭がことごとくトンネルでドボン。4番目のO浦さんのプードルが 初めてAランプの先へ進み、そのまま完走。みんな次々とトンネルトラップにはまっていくのを 目の前で見て、緊張がどんどん高まっていった。そして、みゆきの出番。スタート前に かなり興奮していて「待て」が怪しい雰囲気。それでもなんとか待たせてスタート。 1本目からバーが落ちたが、検分で考えたとおりトンネル後は落ち着いてひきつけ助走をつけてAランプへ。 無事クリアし、次の障害へ。その後も4・5本はバーが落ちた気がする。 こちらもビデオに残ってないので確かな数は覚えてないけど。 ドックウォークも下りのタッチが怪しかったが、どうやら手が上がったらしい。 きわどかったが私自身が走りながら「あぁ踏まなかった!!」と口に出したのが 審査員に聞こえたのかもしれない(爆)黙って走ってれば取られなかったかも(爆爆)。 でも、とにかくコースを走りきり、なんとか完走。 6位以下は失格のため、4位とは大差をつけた減点で5位入賞をいただいた。

そんなこんなで、今回のドラハはまずまず楽しめたと思う。当日も泊めていただき翌日帰宅したので 道中もいつもよりは楽だった。
そして、家に帰ってみるとJKCから郵便が1通届いていた。開けてみるとなんとなんと!! 「2005FCIアジリティーワールドチャンピョンシップ派遣選考会」の案内状だった。 世界大会など私たちには全く縁の無い世界だと思っていたし、選考会の出場資格なども 全然知らなかったのでびっくりだった。いつの間にかみゆきも選考会の出場資格を得ていたらしい(笑) せっかくのいい機会なので日本のトップクラスの犬達が集まる選考会に行ってみたい気もするが 今回は辞退しようと思う。選考会は平日行われるし、仮に万が一(有り得ないけど)みゆきが 選ばれた場合、仕事と子育てとかけもちしているママさんハンドラーには 世界大会はちょっと無理っぽいからだ。手紙にも派遣を辞退される方の参加はご遠慮くださいと 書いてあったし。選考会の案内が届いただけで大満足できちゃう、そのくらいのレベルなんです@私たち。

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