アジチャン




私と犬達がアジをはじめて約4年が経った。
その間、ルールが変わったり制度が変わったり、アジも随分様変わりした。
今では、ビューティーチャンピョン、トレーニングチャンピョンに加え
アジリティチャンピョン(以下アジCH)なる制度がある。
アジにはアトラクションクラス、1度クラス、2度クラス、3度クラスと
難易度に応じたクラス分けがある。その中の2度クラスでノーミス完走ができると
CHポイントがもらえる。そのポイントが20ポイントたまると
CH犬としてJKCから認定される。
CH犬だけが3度クラスに出られるようになっている。

先日行われた中国ブロック大会でみゆきはCHになることができた。
はじめてポイントをもらってから2年半もかかってのようやくのアジCH完成だ。

アジリティはどんなに犬が完成されていても、
ハンドラーの微妙な心理状態が出来を左右する。
ハンドラーが迷えば犬も迷うのだ。
みゆきはひととおりのことはこなせるし、スピードもまずまずの犬だと思う。
しかし、私がうまくハンドリングできないでずーっ!!とスランプだった。
私自身の妊娠、出産のため約1年全く走れなかったのだが
その間先生とペアを組んだみゆきはいい走りをしていた。やはり、問題は私だ。

年が明けてから私も復帰し、再びみゆきとペアを組んでやっとノーミス完走ができた。
この日は私自身が落ち着いてハンドリングできた。
だからみゆきも落ち着いて走ってくれた。こんな走りがもっと前から出来ていれば
CHになるのに2年半もかからなかったのに・・・。
と思う反面、こうやって苦労しながら犬とともに成長できるからこそ
アジって面白いんだろうなとも思う。

大会翌日は、ほんとうに久々に晴れやかな朝だった。

 

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