CT検査




6月9日ふくちゃんのCT検査に行きました。
今後の方針を決めるために、今どうゆう状態なのか?を確かめるためです。
いつも診ていただいている先生から別の先生を紹介していただいて、
朝一番に予約をして行ってきました。

子宮頚部のポリープを取ってから約1ヶ月…。
素人なりに今のふくちゃんの状態をいろいろ考えてきました。
今回の検査でその答えがある程度わかるわけです。
初めての病院でしたが、丁寧な問診の後、麻酔をかけふくちゃんは
CT室へと運ばれていきました。
しばし待合室で待機した後、検査結果が出るまで外出し、
午後2時頃、ふくちゃんのお迎え&検査結果を聞きに戻りました。

結果は…。
前回取った部分よりもう少し奥の膣内、
骨盤の中に親玉が隠れていました。
直径3cm・長さはその倍位あるピーナッツ型の癌が
画像には写っていました。
しかも、リンパにも転移。肺にも飛んでいるとのことです。

そうゆう可能性も考えてはいたけれど、
想定していたケースとしては、かなり悪いものでした。
前回の病理の結果、リンパへの転移は無い…とのことだったので
今回の結果は、少しショックでした。
病理は、ほんの一部の組織だけの検査で、
「その範囲では…とゆう判断」なのだから、それは仕方の無いことですが。

肺にあるのはまだそれと確認できる程の大きさではなく、
早急に考えなければならないのは、骨盤内の親玉です。
このまま大きくなっていけば、いずれ直腸を圧迫し、
便が出なくなってしまうそうです。それって、本人がかなりしんどいよね…
でも、外科手術で取ろうとするなら骨盤を削って…とゆう
かなりの大手術になります。
癌の成長が遅く、直腸にさほど影響を与えないなら、
手術をしないで…とゆう方向も考えられます。

CTを取れば、さらに悩むことになるだろう、
と予想はしていました。
実際、こうしよう!とゆう方向性はまだ全く決められないでいます。
でも、ふくちゃんの身体が今どんな事になっているのか?
それははっきりしました。

CTを取ってくださった先生もおっしゃってくださったのですが
骨盤内の癌を発見できたことは、ある意味ラッキーだったと思います。
CTで癌を確認した後、レントゲンやエコーでもその癌を
確認しようとされたそうです。
でも、骨盤とゆう大きな骨があるため、
レントゲンでもエコーでも癌の存在は見つけられなかったそうです。
そこにあることがわかっていても見えないそうです。
ってことは、ふくちゃんの異常な出血をみて、病院に連れて行かなければ…
先生が診察で頚部のポリープを見つけなければ…
先生がCTを薦めてくださらなければ…
親玉の癌も、肺の癌も気づかないまま、だった訳です。

逝ってしまうまで癌だなんて知らないでいられたら
飼い主としては楽だったかもしれません。
でも、私は知らない方が良かったなんて思ってません。
できるだけ、正確に今の状態を把握した上で、
どうしてあげればふくちゃんがより幸せでいられるか?
これからの時間を楽に過ごしていけるか?
を考えたいからです。

自分の気持ちが整理できてないままに
ここに書いていくことがいいことなのかどうか?
私の気持ちは読んでくださる人に正確に伝わらないかもしれません。
でも、私自身の気持ちを整理するために記録として残していこうと思います。

今回の件で感じていることですが、
どんなに頻繁に健康診断をしていても、それだけで安心しては
いけないんだなぁということ。
血液検査や問診・触診だけでは見つからない病気もあるんだなぁということ。
かといって、病気を必要以上に恐れていてもどうしようもないってこと。
そして、犬は限りある命を持って私の所に来てくれているってこと。

CTを終え家に戻ったふくちゃんは見た目は今日も
いつもどおり穏やかに過ごしてます。

 

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